このツールは、あなたの Gmail に届くヤフオクの「取引メッセージ通知」を読み取って一覧化します。そのために最初に一度だけ、Google Apps Script(GAS)という仕組みで「自分の Gmail を安全に読むための窓口」を作ります。所要 10〜15 分・設定は1回だけです。
なぜ GAS が必要? パスワードを渡すことなく、あなた自身の Google アカウント内に「必要なメールだけを読む窓口」を作る、安全な方法だからです。窓口はあなた専用です。
全体の流れ
- GAS プロジェクトを作ってコードを貼り付け
- 合言葉(トークン)を設定
- ウェブアプリとして公開(Gmail 読み取りを許可)
- 動作テスト
- ツールに登録(config.json)
事前に用意するもの
- ダウンロードした zip 内の
gas\GmailToWebhook.js
⚠ ダブルクリックで開かないでください(Windowsが「実行」しようとして ‘catch’ ステートメントがありません 等のエラーになります。ファイルは壊れていません)。右クリック →「プログラムから開く」→「メモ帳」で開き、Ctrl+A → Ctrl+C で全文コピーします。 - 合言葉(トークン)を1つ:英数字32桁程度のランダム文字列(例:あなたが決めた長いパスワードのようなもの)
- 取引メッセージが届く Google アカウント
STEP1 GAS プロジェクトを作る
- https://script.google.com/ を開き、取引メッセージが届く Google アカウントでログインします。
- 「新しいプロジェクト」をクリック。
- 最初から入っているコード(
function myFunction(){})を全部消し、GmailToWebhook.jsの中身をすべて貼り付けます(メモ帳で Ctrl+A → Ctrl+C でコピー → GASエディタ内をクリックして Ctrl+A → Ctrl+V)。 - 左上のプロジェクト名を「YahooMessageManager-GAS」などに変更。
- Ctrl+S で保存。
STEP2 合言葉(トークン)を設定
- 左メニューの歯車 「プロジェクトの設定」を開きます。
- 下のほうの 「スクリプト プロパティ」→「スクリプト プロパティを追加」。
- プロパティ名:
WEBHOOK_TOKEN/ 値:用意した合言葉。 - 「スクリプト プロパティを保存」。
※安全のため、合言葉はコード本文には書かず、必ずここ(スクリプトプロパティ)に入れてください。この合言葉は後で使うので控えておきます。
STEP3 ウェブアプリとして公開する
- 右上 「デプロイ」→「新しいデプロイ」。
- 左上の歯車から種類 「ウェブアプリ」を選択。
- 次のユーザーとして実行:自分 / アクセスできるユーザー:全員。
- 「デプロイ」を押すと、初回は Google の権限確認が出ます。自分のアカウントを選び、「詳細」→「(プロジェクト名)に移動」→ Gmail の閲覧を許可します。
- 表示された 「ウェブアプリ URL」(末尾が
/exec)を控えます。
STEP4 動作テスト
ブラウザのアドレス欄に、控えた URL のうしろに合言葉を付けて開きます({合言葉} はあなたの値に置き換え):
- 正常:
{ウェブアプリURL}?token={合言葉}→{"ok":true, ...}と取引メッセージが返ればOK。 - 認証テスト:
{ウェブアプリURL}?token=wrong→unauthorizedが返れば正常です。 - 0件のとき:
{ウェブアプリURL}?token={合言葉}&debug=1で原因(クエリ・件数・件名)を確認できます。
⚠ ブラウザに「現在、ファイルを開くことができません(Google ドライブ)」と出ても、デプロイは失敗していません。 これはブラウザ側の表示の癖(複数の Google アカウントにログインしている時など)です。URL の後ろに ?token=自分の合言葉 を付けて開くか、シークレットウィンドウで開けば {"ok":true, ...} を確認できます。
STEP5 ツールに登録(config.json)
現在のツールには設定画面がまだ無いため、設定ファイルを直接編集します(1回だけ)。
- ツールを一度起動して、設定ファイルを自動生成させます(その後トレイの「Y」アイコン→「終了」で一旦閉じます)。
- エクスプローラーのアドレス欄に
%APPDATA%\YahooMessageManagerと入力して Enter。 config.jsonを右クリック →「プログラムから開く」→ メモ帳。gas_urlに控えたウェブアプリ URL、gas_tokenに合言葉を入れて保存します。
{
"gas_url": "https://script.google.com/macros/s/XXXXXXXX/exec",
"gas_token": "あなたの合言葉",
"port": 18765
}
- ツールを起動し直し、「同期」を押す → 取引メッセージが取り込まれれば完了です。
うまくいかないとき
- unauthorized が返る:GAS 側の合言葉(WEBHOOK_TOKEN)と config.json の gas_token が一致していません。両方が同じ文字列か確認してください。
- 0件になる:
&debug=1で確認を。直近30日に取引メッセージが無い、または差出人・件名が想定と違う可能性があります。 - URL の末尾:必ず
/execを使ってください(/devはテスト用で使えません)。 - コードを修正したら:「デプロイを管理」→ 鉛筆アイコン → バージョンを「新しいバージョン」にしてデプロイ(URL は変わりません)。
注意
- ウェブアプリ URL と 合言葉 は秘密情報です。SNS や他人に教えないでください。
- この窓口はあなた専用です。共有しないでください。